2022
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目次
本日は、ソーラーカーポートについて解説します!
ソーラーカーポートとは
ソーラーカーポートとは、太陽光発電設備が設置されているカーポートのことです。
ソーラーカーポートには2つ種類があります。
①太陽光発電一体型カーポート:カーポートの屋根として太陽光発電パネルを用いるもの
②太陽光発電搭載型カーポート:カーポートの屋根上に太陽光発電を設置するもの
①の太陽光発電一体型は、太陽光発電の発電量を最大化することを目的としており、
太陽光パネルを無駄なく設置することができます。
②の太陽光発電搭載型は、太陽光パネルをはずすことで、通常のカーポートになります。
令和4年度には、再生可能エネルギー事業者支援事業(駐車場を活用した自家消費型太陽光発電設備(ソーラーカーポート)の導入を行う事業)の公募があるなど、環境省・経産省から注目を浴びている太陽光発電の設置方法です。
ソーラーカーポートを設置するメリット
①電気代削減
太陽光発電の電気を利用する分、電力会社から購入する電力を減らすことができます。
今後さらに電気料金の値上げが予想される中、電力会社から電気を購入せず電気を自給自足することが求められます。
②土地の有効活用
駐車場のうえに設置するため、自社の屋根や土地が太陽光発電の設置に向いていない場合などでも、導入できます。
③BCP対策
太陽光発電を導入することで、災害時に停電が発生した場合であっても、電力確保することできるようになります。
④EVと相性がいい
ソーラーカーポートとあわせて「V2H」を導入することで、太陽光発電の余剰電力を、電気自動車に給電することができます。
停電時にも、電気自動車と組み合わせて利用することができることもポイントです。
【参考】令和4年度補助金
企業がソーラーカーポートを導入する際、令和4年度は以下の補助金が活用できます。
令和3年度(補正予算)二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 PPA活用等による地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進加速化事業 |
(2)新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業に係る公募のお知らせ ①再生可能エネルギー事業者支援事業費 (駐車場を活用した自家消費型太陽光発電設備(ソーラーカーポート)の導入を行う事業) |
太陽光発電一体型カーポートまたは太陽光発電搭載型カーポートの設置をする場合、
補助率が1/3(交付金額の上限は1億円)となります。
公募期間は以下が公表されていますが、三次で公募が打ち切られることが想定されています。
三次公募:令和4年6月6日(月)~令和4年6月30日(木)午後5時まで (必着)
四次公募:令和4年7月6日(水)~令和4年7月29日(金)午後5時まで (必着)
屋根上にすでに太陽光発電設備を設置している、または屋根上にスペースがない方は、
駐車場を活用した「ソーラーカーポート」をご検討ください!
最後に
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