本日は、屋根の面積と発電量の関係について解説します!

発電量の仕組み

まず太陽光発電の1kWあたりの年間発電量は以下のように算出されます。

Esys(年)=Σ(Kh ×Kpcs× Kj × Elight)

 

●Esys :単位容量あたりの推定年間発電量[kWh]
年間推定発電量は、月毎の発電量を12 か月分合計した値
●Kh :補正係数
●Kpcs :パワーコンディショナ変換効率
●Kj :その他の損失係数
●Elight:各月の日射量[kWh/㎡](1 月~12 月)

補正係数【Kh】

補正係数は、ある期間の日射量に見合った標準試験条件で発電可能な電力量を推定するために、
以下のような、低減要素を見込んで乗じる係数のことです。

●日射量年変動補正係数
●経時変化補正係数
●温度補正係数
●負荷整合補正係数
●日陰補正係数

結晶系シリコン太陽電池の補正係数は以下を参考にしてください。

<結晶系シリコン太陽電池の補正係数の参考値>

1~3月 0.90
4~5月 0.85
6~9月 0.80
10~11月 0.85
12月 0.90

 

パワーコンディショナ変換効率【Kpcs】

パワーコンディショナ(PCS)変換効率は、太陽光パネルで発電された電気を、 PCSが電力に変換する効率です。
PCSメーカー各社のデータシートを見ることで、
変換効率は分かりますが、だいたい93%〜99%となっています。

そのほか損失係数【Kj】

上記の係数以外の例えば、受光面の汚れや配線・回路損失を算出します。

日射量【Elight】

各月の日射量がどれくらいあるのかという情報は、NEDOが公開している「日射量データベース」に掲載されています。
一般的に、MONSOLA 11 のデータを用います。

発電量と方角と確度

太陽光パネルの発電量は、太陽光パネルを設置する方角や角度によっても異なります。
太陽光パネルが最も発電できる方角と角度ですが日本国内においては以下のようになります。

方角:南向き
角度:30度(南向きの場合)

どの方角・角度でどれくらいの日射量になるかについては、
上記の日射量データベースより算出することができます。

発電量と屋根の関係

屋根の種類は以下4つに分類することができます。

①切妻屋根

切妻屋根は、一枚の長方形(もしくは正方形)で構成され、側面に「への字」状に断面があらわれる屋根です。
屋根が二方面に向いているため、面が広く、サイズの大きなソーラーパネルでも設置しやすいというメリットがあります

②片流れ屋根

片流れ屋根は一面でできており、片側に傾いている屋根を指します。
太陽光発電システムを最大限活用できるのは、この片流れ屋根です。
それは、片流れ屋根は切妻屋根のように面が分かれておらず、また陸屋根のように水平ではなく傾斜も兼ね備えているため、
ソーラーパネルを設置しやすく、十分な発電量を稼ぎやすいからです。
しかし、どの方角に屋根が傾いているかによって発電量に差が出てくるので、注意が必要です。

③寄棟屋根&方形屋根

台形と三角形を2枚ずつ「寄」せて構成する屋根が寄棟屋根で、同じ形の三角形4枚で構成された、
ピラミッドのような形が方形屋根です。
この屋根はどの方面にも対応できるというメリットがある一方、一屋根一面当たりの面積が狭く、
設置できるパネル数が限られてしまうというデメリットがあります。

④陸屋根

陸屋根は、傾斜のない平面状の屋根のことで、「平屋根」ともいいます。
屋根自体に傾斜が無いため、どうしてもソーラーパネルを設置したいという場合は、
太陽の向きに合った角度をつけるため、特殊な架台が必要となります。
その分、設置に関する費用は通常よりもやや割高になってしまうという点は頭に入れておかなくてはいけません。

自社の屋根はどれに当てはまるのか、そして、屋根はどの方角に向いているのか、
ぜひ一度確認してみてください!弊社では、貴社の屋根上に太陽光発電を設置することで、

どれくらい発電することができるか、電気代を削減することができるか、
すぐにシミュレーションを提出させていただきます!最後までお読みいただきありがとうございました。

 

最後に

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弊社は再生可能エネルギー事業の他、電気設備工事事業、住宅事業、IoT住宅設備事業、次世代LED事業等、お客様の生活の質を向上できるよう多岐に渡って事業を展開しております。

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