2023
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2023年に向けたおすすめパワーコンディショナーメーカー一覧
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目次
太陽光発電の導入の際に、パワーコンディショナー、通称パワコンと呼ばれる機器が必ずセットでついてきます。
太陽光発電は、太陽光パネルのモジュールの性能に目が行きがちですが、
パワーコンディショナーはそのモジュールで得た電気の変換効率を左右させるほど重要な機器です。
今回はパワーコンディショナーについて、また、おすすめのメーカーを本記事にて紹介していきます。
パワーコンディショナーとは?
パワーコンディショナーとは、「直流電気」を「交流電気」に変換する機器です。
電気の流れ方には、直流と交流の2種類があります。
直流というのは電気が導線を流れる際に向き・大きさ(電流)・勢い(電圧)が変化しない電気の流れ方を言います。
電池に豆電球を繋いで、光らせている電気は直流でした。
理科の授業の実験の際に一度行っている人も多いのではないでしょうか。
一方、交流とは、電気の流れる向き、電流、電圧が周期的に変化している流れ方です。
たとえば、家庭で利用する電気は、すべて交流です。
コンセントから流れる電気や、電灯をつけている電気は、常に行ったり来たりをくり返しているのです。
コンセントにさして使う電気製品は、プラグをどちらの向きにさしても使えますね。
これは、交流用の電気製品だからです。
つまり、パワーコンディショナーの話に戻りますが、
家庭で使う為には太陽光で得た直流の電気を交流に変える必要があり、
それがパワコンの役割になるというわけです。
他にも、供給される電気に異常を検知した際に太陽光発電に被害が及ばないように、
自動で切り離す「系統連系保護機能」という機能も備わっています。
パワーコンディショナーを導入する際に見るべきポイント
パワーコンディショナーの寿命は一般的に10~15年までと言われています。
パワコンは精密機械で、経年劣化・設置環境による劣化が
パワコンの寿命に関わっていきます。
なので定期的なメンテナンスや、そもそも設置自体が重要になるので、
設置業者を見極めることがパワコンの寿命を延ばすことに繋がります。
また、パワコンには「自立運転機能」という機能がついているものもあります。
この機能が付いている場合、停電時も太陽光モジュールで発電した電気を
最大で1500Wまで使用することができます。
ただ、1500Wというのは家庭で最低限の生活を送れるレベルの電力量なので、
パワコンの自立運転機能を工場等のBCP対策の一環として期待するのは推奨しません。
停電対策には産業用蓄電池の導入を推奨します。
その他パワコンを見極めるポイントとしては、
①変換効率
②価格
③大きさ・設置場所
④保証
⑤最大定格出力
です。上記がメーカーによって様々なので、慎重に検討しましょう。
2023年のおすすめパワコンメーカー
① HUAWEI
HUAWEIのSUN2000-125KTL-JPH0の最大変換効率は驚異の98.8%です。
HUAWEIのパワーコンディショナーの強みは、発電量が多く故障が少ないことです。
太陽光パネルと同様に、近年の中国メーカーの製品の質が上がっていることを裏付けますね。
② ダイヘン
ダイヘン(株式会社ダイヘン)は、
1919年に大阪変圧器株式会社という名で創立された、
小型変圧器や溶接機のトップメーカーです。
関西電力向けの製品が多く、半導体や液晶関連の搬送用ロボットも手掛けています。
③東芝三菱電機産業システム株式会社 (TMEIC)
こちらも最大変換効率は、驚異の98.8%です。
東芝三菱電機産業システム株式会社は、
2003年10月に東芝と三菱電機の産業分野を事業分割・統合して誕生した企業です。
大容量太陽光発電システム用のパワーコンディショナー市場で
トップクラスの生産、出荷量を誇っており、国内大手の企業ということもあり、
信用度という点では群を抜いています。
④パナソニック / VBPC244GM2S
VBPC244GM2Sは、日本を代表する総合家電メーカー・パナソニックの「タフでコンパクト」な大人気パワコンです。
海岸から300〜500mの塩害地域でも設置できる「耐塩害仕様」ですので、
「うちは海が近いから、サビや故障が心配で…」とお悩みの方にもオススメできます。
最後に
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