新電力とは、既存の大手電力会社である東京電力や関西電力などの、
一般電気事業者とは別の電力会社のことをいいます。

新電力会社の中には今年の情勢によって生まれた課題等から、
倒産や事業の撤退へ追い込まれた所も少なくありません。

今回は新電力の販売量についてランキング形式でお伝えします。

新電力ととりまく状況

上述したように、新電力はウクライナ情勢電力需給ひっぱく警報等の影響で
経営状況としては向かい風の所が目立っています。

その結果、倒産や事業の停止に追い込まれた会社もありますが、
販売の実績もある新電力会社も中にはあります。

今回はランキングで販売量を可視化しました。

新電力の販売量ランキング

順位 小売電気事業者名 販売量(MWh/月)
1 エネット 1,550,192
2 東京ガス 710,493
3 ENEOS 608,683
4 テプコカスタマーサービス 547,231
5 SBパワー 468,990
6 大阪ガス 369,914
7 CDエナジーダイレクト 354,890
8 エナリス・パワー・マーケティング 312,443
9 acuエネルギー&ライフ 306,084
10 関電エネルギーソリューション 275,860
11 丸紅新電力 251,141
12 出光興産 241,438
13 ミツウロコグリーンエネルギー 224,720
14 シナジアパワー 218,329
15 ハルエネ 209,484
16 エバーグリーン・マーケティング 207,703
17 大和ハウス工業 198,033
18 オリックス 181,378
19 東邦ガス 171,720
20 楽天エナジー 166,670
21 日本テクノ 158,709
22 Looop 155,406
23 サミットエナジー 114,898
24 東急パワーサプライ 110,142
25 九電みらいエナジー 109,434
26 ゼロワットパワー 104,071
27 MCリテールエナジー 95,121
28 エフビットコミュニケーションズ 89,013
29 新出光 87,178
30 グローバルエンジニアリング 84,282

以上が今年の新電力の販売量ランキングのトップ30です。
参考:https://j-energy.info/?page=ranking_vol

今後の見通し

ランキングを見ると、新電力でも販売量の上位にのぼる業者は東京ガスやENEOSなど、
大手様の行っている電力事業が多かったです。

新電力の経営状況を阻む情勢が一日でも早く、良い方向へと傾いてもらいたいものです。

最後に

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